北海道から届いた生産者のとっておきの話。きたやさいブログ

りんご等果樹類

剪定作業はつづく

2016年3月28日(月)【りんご等果樹類】

果樹園マーシーさん

増毛町のマーシーです。

果樹園では今、剪定(せんてい)作業、つまり枝切作業真っ最中。

りんごもサクランボも放置するとボーボーになって、下の枝に日光が当たらなかったりします。どの枝にも日光が当たるように、邪魔な枝を切り落とします。

また、どの場所に果実を成らすのかや、木の形をどうするのかなど、剪定は単純ではありません。

また、この作業はできるならば雪のあるうちに終わらせたい。雪がなくなると、施肥とかいろいろな作業が待っているからです。

今年の積雪は例年よりもかなり少なく、増毛でもあと数十センチで雪は無くなりそう。ですので、果樹農家は剪定を急いでやっております。

天気の良い日、剪定しているとたまにジェト機の音が聞こえてきます。増毛上空は、たまにヨーロッパ行や、アメリカから成田行きなど国際線が行き来しています。望遠レンズでその一つを撮ってみました。

調べるとどうやら、成田からオーストリアのウイーン行の飛行機のようです。機体のお腹に「Servus」の文字。意味はオーストリアの挨拶で「こんにちは」だそうです。

こんな飛行機に励ませられながら、剪定作業は続きます。



イギリスへ一人視察

2016年3月23日(水)【りんご等果樹類】

果樹園マーシーさん

増毛のマーシーです。毎日剪定作業に追われています。

さて、去る3月10日~15日まで、イギリスへ一人視察に行ってきました。英語は10-20%位しか理解できませんが、何とかなるだろうと楽観的に航空券をネット予約しちゃってました。

まず行ったのは、ロンドンから南東へ電車で約一時間の所にあるイーストモーリング試験場。

ここは、りんごのわい性台木であり世界的に普及しているM26やM9が開発されたリンゴ関係者にとってはまさに聖地でございます。

ただ、私の英語力が乏しいので、道路から写真を撮ったのみとなりました。しかし、荘厳なる格式みたいな雰囲気もありました。

つぎにロンドンから北へ約200キロほどの人口7000人ほどの小さな町サウスウエル。

ここは、イギリスで有名な調理用リンゴであるプラムリーシードリングの発祥地。現在もなおその原木が現存しているのです。

プラムリーは約200年前に少女が庭に種を植えて、やがて成長。その枝からイギリス中で作られることになる、歴史ある品種のプラムリーです。

この原木は大風で一度倒れたのですが、その根元から復活して現在に至っています。このイギリス国宝級の原木ですが、実は個人の庭にあるんで、もう老木のため弱っていました。

そのまま食べるとスッパ過ぎるプラムリーですが、ジャムなど砂糖を加えると濃厚な味わいとなる不思議な品種のリンゴ。もしかしたら、日本でも調理用リンゴの新しいカテゴリーが始まるかもしれません。



さくらんぼ雨よけハウス雪降し

2016年2月2日(火)【りんご等果樹類】

果樹園マーシーさん

 お久しぶりです増毛のマーシーです。この前、お正月かと思っていたらアッという間に2月になっちゃいました。

 正月は雪が少ないと言われて、実際かなり小雪でしたが、1月後半から降雪が続き、なおかつ暖気にならない(日中の気温がプラスにならない)真冬日が連続していた増毛町なんです。

 ここに来て例年並みの積雪に近づいた感じになってきました。気が付くと、サクランボの雨よけハウスの谷間に、雪がたまってハウスが壊れそう。

パイプが曲がっちゃわないうちに雪を降ろす作業をしました。

スコップで切れ目を入れて、雪の塊を落とすとドスンと重量感ある音が帰ってきます。相当の重量がハウスに乗っかているんですなぁ。

下にサクランボの枝がある場合は、枝が折れないように小まめに雪を切り分けて落としています。

ってなわけで、作業後はスッキリですね。


苗木屋さんのカタログ

2015年11月4日(水)【りんご等果樹類】

果樹園マーシーさん

増毛のマーシーです。

この晩秋時期に果樹園に送られてくるのが、苗木屋さんのカタログなんです。

果樹園の苗木のほとんどは苗木の専門業者から購入します。今年も何社からカタログが届きましたが、近年の不景気が災いして数年間その業者から苗木を買わないと、カタログを送ってこなくなるんですねー。

しかし、JAに行ったところ各社からのカタログが勢揃いしていました。

苗木の移動は、樹が冬の眠りに入る秋から早春にかけてに限定されるので、今時期が苗木屋さんのピークなんですねー。

さて、苗木屋さんによって得意分野があって、例えばサクランボが得意な業者とか、桃とかぶどうが得意な業者とか、カタログを見ればその力の入れようで判るんですね。

また、今人気の品種トレンドもわかります。例えばりんごですと、数年前から黄色系りんごがカタログのトップに出てきていたんですが、今年はリンゴの果肉が紅い品種が注目されていますね。

りんごや他の果樹は、苗木を植えてから3年~5年経過しないと収穫できませんので、果樹園では園地の事情など考慮して計画的に、しかもどの品種が消費者から受けるのかなど、将来を見据えて苗木を注文するのです。


君と

2015年10月23日(金)【りんご等果樹類】

果樹園マーシーさん

♪はるなつあきふゆ ありがとう込めて やさしさ伝えていこう~

増毛のマーシーです。
怒濤の一週間大盛況の内に、札幌三越で行われたホクレン大収穫祭が終了しました。増毛ブースでは久しぶりの高額売上となりました。ご来場くださった方々にこの場をお借りして、お礼申し上げます。

さて、毎日の農作業しながらついつい口ずさんでしまう歌が「君と」なんです。この歌はもう21年前、1994年全国JA青年部40周年記念に新JA青年部の歌として発表されました。

北海道でも、青年部大会にはこの歌だけでカラオケ大会があったり、青年部活動している農業者には印象深い曲です。

当時農業は3Kの代表格といわれ、きつい・汚い・危険というイメージが広がっていました。農業は親の後を継ぐ場合が多く、後継者の中には農業に夢を抱きたくても、世間の風潮を気にして堂々と胸を張れない、農業がどことなく恥ずかしい職業だと、心の底で思っていたのも事実かと思います。

そんな中、この曲が登場し、農業者達に希望や夢を抱くこと、大地と向きあう事を改めて気付かし、勇気を与えてくれたのです。

あれから21年が過ぎましたが、曲調はいまだ古さを感じさせないし、当時青年部だった我々も50代~40代の農業者となり、改めて農業の大切さをこの歌から教えられる感じがしています。


この曲の作曲者でありボーカルの千葉一弘さんは、厳しいプロの活動の中、紆余曲折あって、また東日本大震災も経験しました。メジャーな歌手とは言えないかも知れませんが、今後の活躍を応援したいと思います。

♪そして いつかはこの日を 君と思い出す 輝く大地に立って~


JA全青協
YouTube 君と(新JA青年の歌 '94)

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