きたやさい
ホクレン

ごぼう

Edible Burdock

中国では薬草として使われていますが、食用としているのは日本だけ。長い歴史を持つ日本伝統の野菜です。イヌリンなどの食物繊維を含むので消化管を刺激し、腸内の有害物質を体外に排出してくれます。そして、注目はポリフェノール。ごぼうを水につけると茶色くなるのは、アクではなくてポリフェノールが溶けだしたため。栄養と旨味も皮に近いほど高いので、皮はむかず、水にも長く浸さずに使いましょう。

北海道産

生産量は全国第3位。生育に適する土壌が限られ、十勝や網走地区に産地が集中しています。

保存方法

土付きのものは新聞紙にくるみ冷暗所へ。洗いごぼうはぬらした新聞紙で包みラップして冷蔵庫へ。

旬の時期

栽培時期は4月〜11月、旬は11月〜5月。

選び方

風味と日持ちがいいのは土付きのもの。
ひげ根や凸凹が少なく根先まで太っているものを。

横スクロール可能

※帯の色が薄くなっている時期は出荷量が少なく、北海道外には出回っていない場合があります。

※出荷時期は天候によってずれる場合があります。

豆知識

参照:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
監修:
札幌保健医療大学 
保健医療学部栄養学科 
客員教授/農学博士 荒川義人
  1. 大きな葉で水分補給

    根は細身でも葉っぱはかなり大きいごぼう。
    大きな葉で水分を集めるので、乾燥ぎみの気候でもよく育ちます。

  2. 大地の下で伸び伸びと

    1メートルほど土の中に長く根をはるので土質が大事。
    北海道の大面積と良質な土がごぼうを伸び伸びと育てます。

  3. 煮魚のパートナー

    ごぼうには消臭効果があり、魚のあら煮などに入れると
    生臭さを消してくれます。
    ただし消臭効果は皮にあるのでむかないように。

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