北海道から届いた生産者のとっておきの話。きたやさいブログ

男爵

種子ばれいしょ補助員検査(2期目)

2017年7月4日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

7月に入り、あちらこちらの畑で馬鈴薯の花が見られるようになりました。
倶知安の出雲(いずも)地区では特に美しく見渡すことができます。
品種ごとに、花の色や咲き方が異なりますので一つ一つの畑を見てどの品種なのか分かると観光客に自慢できます(笑)。

今日は、2期目の種馬鈴薯防疫補助員検査が行われました。
2期目は、シストセンチュウ(根に付着して養分を吸い取り、大量の休眠卵を残して次代に増殖していく恐ろしい線虫)がいないかどうか、通路沿いの複数株を抜き取って確認します。(1頭でもいたらアウトです)

ちなみに、「男しゃく」はシストセンチュウに弱いのですが、「とうや」、「キタアカリ」、「きたかむい」という品種はシストセンチュウに強く、休眠卵が目覚めても養分が吸えずに餓死させることができます。

「きたかむい」の種芋の畑も歩きましたが、こちらは生育が旺盛で腰の高さくらいまで伸びています。足元も見えませんので、私は歩くだけでも大変でした(笑)。

検査で抜き取った芋を並べてみました。
男しゃく、キタアカリ、きたかむいとも大きいもので50~60gありました。
開花が終わると、これからは地上部の生長が止まり、蓄積した養分が芋の肥大に向けられていきます。

これからの時期は、あまり暑くならずに、昼夜の寒暖差があった方がホクホクしたおいしい芋になるみたいですよ!



生育調査など

2017年6月29日(木)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

天候不順が続く中でも、今日は何とか防除ができている人が多く、疫病の発生も今のところ防いでいるようです。

馬鈴薯の生育は、高水分により徒長気味で、茎葉がひょろひょろして柔らかい感じがします(前向きな言い方をすれば「みずみずしい」)。来週の天気予報を見ると、最高気温が上がってきますので、高温・多湿条件で発生する「軟腐病」という病気にも気をつけなくてはならなさそうです。

そんな中、ホクレン、北海道肥料の担当者の方と一緒に、肥料試験の生育調査を行ってきました。

試験区(新しい肥料)10株、慣行区(対象となる、生産者がいつも使っている肥料)10株をそれぞれ2か所、草丈と茎数を測定します。

広大な畑のどの部分を測るか、平均的な部分を探します。
担当者的にはいい結果を求めて「試験区」の生育の良いところを選びたくなるのですが(笑)、話し合いで決めていきます。

茎数は4本前後、草丈は30センチくらいが平均で、試験区と慣行区の差はあまり感じられませんでした。この試験は、低コスト肥料で同等の収量を取るという目的の試験ですので、今のところ一安心です。



生育状況と市場関係者との販売協議会

2017年6月27日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

先週末からの雨が乾かない状態が続いており、防除はおろか培土もできていない畑もあり、このままでは昨年と同じく「疫病(えきびょう)」の脅威にさらされてしまう恐れがあります。
今日から金曜日までは雨は降らなさそうなので、なんとか明後日には作業に入りたいところです。
農協からも、防除情報としてこの時期の生育ステージに適した最も効果的な薬剤を選んで、生産者の皆様にご案内しています。
あらゆる畑の生育状況や病害虫の発生状況を見て考えますが、防除の効果が出なければ大変ですので結構考えます・・・

下の画像は26日朝の時点ですが、畝(うね)の間に水が溜まってしまっています。
茎葉が繁茂してくるとなかなか水分が抜けづらくなってきます。

昨日は、壮瞥町の洞爺サンパレスにて、市場関係者やホクレン、JA担当者65名による馬鈴薯の販売協議会を行いました。

平成28年産の取扱いの総括や、平成29年産の他産地の作付、生産動向と物流や消費地情勢など意見交換しました。

画像は、とても暗く映っていますが、実際の会議室はもっともっと暗かったです(笑)

馬鈴薯の流通は、春には長崎県産から静岡、茨城県産から北上し、8月頃から本格化する北海道産が始まった時点でどのような需給情勢となっているのか、非常に気になるところではあります。

今のところ、府県各産地とも干ばつの影響を受けて小玉傾向ということで、大玉と小玉の価格差が大きいそうです。特に大玉の芋は、スーパーで1個単位でのばら売りが主流になってきています。「中食」という言葉を良く目にするようになりましたが、家庭での調理が減って、必要分だけ買うという時代になったということです。

ようてい産を心待ちにして頂いているということで、これからの栽培にも気合いが入りますね!


種子馬鈴薯の第1期補助員検査

2017年6月20日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

今日は種芋検査のお話しです。
23日の自主検査に備え、防疫補助員による自主検査を行いました。
倶知安町全体で、種芋ほ場は45筆で51haもありますので、4つの班に分けて地区を割り振りして、分担してほ場確認をしていきます。

地区の種芋生産者と防疫補助員とで、種芋ほ場内のウィルス株を抜き取っているかを主に確認します。初回なので、うねの数や株数を確認したり、ほ場の入り口に設置する種芋の栽培管理状況を書いた看板や、ほ場に入る際に長靴を洗う水槽がちゃんと設置しているかどうか、隣接する作物が種芋に影響しないかどうかなども重要なポイントです。

本培土している場合、この間を歩くのが結構大変だったりします。
バランスを崩さないよう、両手を広げるのがいいような気がします(笑)。

検査中に、ウィルス病の疑いで抜き取った株ですが、芋も順調に生育しています。
直径2センチくらいになっていますね。

今年は、特にキタアカリの生育がいいと思います。楽しみですね!

半日、歩きっぱなしでしたので、歩数計を見たら10,000歩以上になっていました。皆さん、お疲れさまでした!


本培土について

2017年6月19日(月)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

ようやく、天候も安定してきました!
今日から、本培土作業のピークを迎えています。

本培土とは、きれいなかまぼこ状に土を成型する作業のことで、芋が地表に出にくく肥大が均一になり、茎葉が倒伏しやすくなるなどさまざまな効果があります。
間近で撮影させて頂きましたが、結構、サクサク進みます。
今日は畑の水分がほど良いそうです。(多いと地表面が固まって収穫時に土塊となることやひび割れして芋が緑になってしまう)

早生品種「とうや」の早いところでは、ちらほらと花が咲き始めました。
今のところ「疫病」は確認されていませんが、このまま順調に生育して欲しいものです。



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えぞふじくん(ミニふじ)さん

JAようていのシンボルでもある蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山にちなんだキャラクター「えぞふじくん」の子供である「ミニふじ」が、神出鬼没に登場!時には頭からアンテナをだしたり、アイディアをだしたり、いろいろな形で日本国内はもちろん、全世界へ馬鈴しょ情報を発信します!!