北海道から届いた生産者のとっておきの話。きたやさいブログ

男爵

近況について

2017年8月29日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

ここ数日で、一気に夏の暑さはなくなり、夜は肌寒くなってきました。
雨も降ったり止んだりで、秋らしい気候になりつつあります。

倶知安の馬鈴薯の収穫は、これから9月にかけて男爵の収穫ピークを迎えます。
収穫を終えた面積は、全体ではまだ2割弱くらいといったところだと思います。

先週は、畑作物防除技術実践セミナーということで、北広島市にあるホクサン(株)やホクレン農業総合研究所で研修を受けて参りました!!

ホクサン(株)では、農薬の種類ごとの実習(商品ごとの効果確認など)や製造工場の見学もできましたが、1千万円以上する(らしい)という顕微鏡で動くジャガイモシストセンチュウを見ることができたのが衝撃的でした・・(丸いのは「シスト」と呼び、すでに中は空っぽですが数百のセンチュウの卵が入っていたことになります。また、細長いのがセンチュウです。体長は500マイクロメートルくらいです)。

8月26日には、JAようていの駐車場で第21回農業祭を開催しました!
私も農産物直売コーナーを担当しましたが、10時30分の販売開始と同時に多くの方が並んで買ってくださり、あっという間に売り切れました。男爵も好評で、次々売れるのは非常にありがたいことで、おいしいからと遠方からお越し頂いた方もいらっしゃいました。

馬鈴薯の収量調査も大掛かりなものは終えましたが、今後の活用に向けて秤を導入して頂きました。今までキッチンスケールで2kgまでしか計測できませんでしたが、こちらは6kgをグラム単位で測れます。今後の活躍が期待されます!!


肥料試験の収量調査です!!

2017年8月22日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

8月もいよいよあと10日になりました。
北海道の小学校は、8月20日前後に新学期が始まります。
私は生まれが関西で当時は8月末まで夏休みでしたので、もう終わり?っていう感じはします(セミ取りばっかりしていました(笑))。

子供がたとえ夏休みの間でも、生産者の皆さまの多くは収穫など忙しい時期ですので、なかなか家族でお出かけもままならないようです。雨が降っても機械整備があったりして大変そうです・・

倶知安は比羅夫(ひらふ)地区(ニセコ方面といった方が分かりがいいでしょうか)への観光客が多く、町内は畑を分断するような高規格道路もあり、交通量が多い時期は畑までの移動もかなり大変そうです。

観光客のみなさまは、安全運転でお願いします。取り締まりもかなりやっていますから身のためですよ(笑)

ここ数日は、試験ほ場の収量調査やホクレンの第2回目の坪堀などに追われています。
今日は、午前中に種芋の収量調査結果の立ち合いをして、夕方には肥料試験の重量測定を行いました。

画像は、カルシウム入り肥料の効果確認項目の一つである、打撲試験との事です。
馬鈴薯の塊茎に含まれるカルシウム含有量が多くなると、打撲に強くなる事の確認ですが、一定の高さから馬鈴薯を落下させて、数日貯蔵して品質を確認します。
ちょっと、馬鈴薯がかわいそうな気がします・・・



男爵の収穫!!

2017年8月17日(木)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

いよいよ倶知安でも男爵の収穫が始まりました!
この時期の収穫は、早ければ早いほど高く売れる時期でもありますので、期間を区切って奨励金がもらえる仕組みになっています。

収穫中のKさんに飛び入りで撮影させて頂きました!!


馬鈴薯の収穫機は、トラクターでけん引するタイプが主流です。
画像のように、1畝(うね)ごとに掘っていきます。
速度はゆったり歩くくらいだと思います(畑をゆったり歩くのは厳しいですが(笑))

水車のようなところ(ロータリーバケット)を回転して選別するコンベアに上げられますが、途中で土のかたまりや茎の細かいのは落ちる仕組みになっています。
粘土質の土壌では、芋と一緒に粘土が取り除かれずに上がってくるため、取り除くのが大変です。

選別コンベアでは、土のかたまりや茎の残さ物を取り除いたり、正品以外の仕分けを行ったりします。
形が悪いのや表皮が傷んだものなどは規格外品やでん粉(片栗粉)原料として別の入れ物に入れたりします。
作業人数が少なければ少ないほど、品質が悪ければ悪いほど、この仕訳作業は大変になります。作業が間に合うくらいに速度を調節することが大切ですね!

下の画像は、無事にKさんの厳しい選別をクリアした芋たちです。
男爵は肥大すればするほど形も崩れやすくなるので、近年の新しい品種と比べると栽培するのが難しい位置づけになりつつあります。

その分、高く売れて欲しいと願うばかりです!!!



スチールコンテナの話し

2017年8月3日(木)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

収穫も間近に迫りました!
今日は倶知安町役場の担当者と一緒に、町内の馬鈴薯の収量調査を行いました。
写真はこの前のホクレン坪堀調査とほとんど同じなので省略します(笑)。

ホクレン坪堀調査の時から10日ほど経過していますが、その時の推定収量は2,770kg/10aで今回は3,696㎏/10aなので、1日あたり90㎏/10aほど増えた事になります。さらに言えば、1株あたり20g/日で、1個あたり2~3g/日くらいですね。

この時期は最も肥大が進む時期ですので、場合によっては大きくなりすぎることも心配しなくてはなりません。(馬鈴薯は、大玉過ぎても商品価値が落ちてしまう)

収穫が近くなると、畑のあちらこちらに収穫した馬鈴薯を入れる「スチールコンテナ」が並べられています。

通称「大コン(おおこん)」と呼びます。

ようてい農協の大コンは、オレンジのラインが入っているので見分けが付きやすいです。馬鈴薯は、農協以外にも直接買い取る業者の方は多くいらっしゃいますが、大コンを見ればどこに出荷するのか一目瞭然だったりします・・

農協の受入施設では、大量の大コンが待ち受けています。
冬の間はたたんでいますが、春先から合間を見て少しずつ組み立ててもらっています。倶知安の施設には約20,000基の大コンのうち、8,000基近くを組み立てておきますが、収穫ピークを迎える9月中旬には組み立てたコンテナが足りなくなったりします。

大コン1基あたり130㎏もありますので、組み立てるのは結構な重労働だったりします。

上の画像は、たたんである状態の大コンです。
下の画像のように、大コンは一部を開くことができます。
短い側を縦、長い側を横として、この大コンは「縦開き」という風に呼びます。

長辺が開く「横開き」の方が大きく開くため、畑の隅っこを手拾いする際には「横開き」が好まれます。



ホクレン一斉坪堀

2017年7月25日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

本日、ホクレンが全道で一斉に行う坪堀調査に参加してきました!
坪堀とは、文字通り1坪換算した株数を掘り取り、10a(アール:1,000㎡)あたりの収量を予測する調査です。

ようてい山麓各地にほ場を23か所選定して、班分けして芋ほりをし、午後からは規格別に重量を測定しました。

同じ品種でも生産者ごとに品質や収量は異なるものの、特に主力の男爵が順調な気がします。まだまだ、新しい品種には負けれられんぞという男爵の思いが伝わってきそうです。

後日、全道の調査結果が集約され、29年産の作況がどのくらいかという目安が分かります。楽しみですね!

芋を掘っていると、きれいにカットされた芋が出てくることがあります。
なんとこれは、種芋だったりします。
一欠片の種芋から芽と根が一か所から出て定着さえすれば、種芋はその役割を終えるというのが良く分かります。大半は土と化しますがこうして腐らずに残るのも不思議な感じがします。


2017年10月

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男爵生産者

えぞふじくん(ミニふじ)さん

JAようていのシンボルでもある蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山にちなんだキャラクター「えぞふじくん」の子供である「ミニふじ」が、神出鬼没に登場!時には頭からアンテナをだしたり、アイディアをだしたり、いろいろな形で日本国内はもちろん、全世界へ馬鈴しょ情報を発信します!!

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