北海道から届いた生産者のとっておきの話。きたやさいブログ

男爵

種子馬鈴薯の第1期補助員検査

2017年6月20日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

今日は種芋検査のお話しです。
23日の自主検査に備え、防疫補助員による自主検査を行いました。
倶知安町全体で、種芋ほ場は45筆で51haもありますので、4つの班に分けて地区を割り振りして、分担してほ場確認をしていきます。

地区の種芋生産者と防疫補助員とで、種芋ほ場内のウィルス株を抜き取っているかを主に確認します。初回なので、うねの数や株数を確認したり、ほ場の入り口に設置する種芋の栽培管理状況を書いた看板や、ほ場に入る際に長靴を洗う水槽がちゃんと設置しているかどうか、隣接する作物が種芋に影響しないかどうかなども重要なポイントです。

本培土している場合、この間を歩くのが結構大変だったりします。
バランスを崩さないよう、両手を広げるのがいいような気がします(笑)。

検査中に、ウィルス病の疑いで抜き取った株ですが、芋も順調に生育しています。
直径2センチくらいになっていますね。

今年は、特にキタアカリの生育がいいと思います。楽しみですね!

半日、歩きっぱなしでしたので、歩数計を見たら10,000歩以上になっていました。皆さん、お疲れさまでした!


本培土について

2017年6月19日(月)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

ようやく、天候も安定してきました!
今日から、本培土作業のピークを迎えています。

本培土とは、きれいなかまぼこ状に土を成型する作業のことで、芋が地表に出にくく肥大が均一になり、茎葉が倒伏しやすくなるなどさまざまな効果があります。
間近で撮影させて頂きましたが、結構、サクサク進みます。
今日は畑の水分がほど良いそうです。(多いと地表面が固まって収穫時に土塊となることやひび割れして芋が緑になってしまう)

早生品種「とうや」の早いところでは、ちらほらと花が咲き始めました。
今のところ「疫病」は確認されていませんが、このまま順調に生育して欲しいものです。



霜害(そうがい)と生育状況について

2017年6月16日(金)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

6月13日の早朝にかけて気温が非常に下がり、一部の畑で霜(しも)が降りてしまい、馬鈴薯にも一部で被害が発生しています。
葉のところどころに、茶色く枯れがかった症状が出ていますが、病気ではないので、枯れが極端に広がることは無さそうです。
馬鈴薯の病気で最も恐れられる「疫病(えきびょう)」と症状が似ており、紛らわしいです・・

一株、拝借させて頂きました。
上の方には、花の蕾があるのが分かります。いわゆる「着蕾期(ちゃくらいき)」です。
根の方には、種芋の芽がでた部分から複数枝分かれして、小さな芋ができているのが分かります。直径1~2センチくらいでしょうか。
ちなみに、茎から芋までの部分は、「ストロン」と呼びます。
この「ストロン」が短いと肥大した芋同士がぶつかってしまい、変形した芋になってしまいます。品種によって長さに差がありますが、気象条件や培土のタイミングによっても長さが変わることもあります。



種馬鈴薯の研修

2017年6月13日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

今日は、種馬鈴薯のお話しです!
種馬鈴薯は、病気の無い健全な芋を作らないと、食用馬鈴薯の生育に悪影響を及ぼしてしまうため、農林水産省による種芋検査を受け、合格したもののみが種芋として流通させることができます。

種芋検査の合格基準はここでは書き切れませんが、馬鈴薯の病気で検査の基準の一つである「ウィルス病」は、病気にかかった芋を翌年植付するとその芋もウィルス病にかかってしまいますし、アブラムシがその病株の汁を吸って他の健全な芋の株の汁を吸うことで病気が伝搬されてしまいます。

ひどいものだと、馬鈴薯の塊茎が肥大せず減収してしまいますので、種芋生産の段階でしっかりと除去しなければなりません。

上の画像のうち、左の2株がウィルス病にかかっています。
葉がギラギラして、全体的に縮れています。
ここまではっきり症状が出ていれば抜き取りやすいのですが・・・

上の画像は、生育不良な左側がウィルスかなと思ってしまいますが、正解は一番右の株だそうです(手が添えられているもの)。モザイク症状といって、葉の一部が黄色がかっていれば分かりますが、症状がはっきりと出ない株については見分けるのが非常に困難です。

種芋検査には、防疫補助員という種芋検査の補助をする生産者の方々がいらっしゃいます。種芋検査の前には、補助員による自主検査を行い、それぞれの種芋圃場がしっかりと病株を抜き取っているか確認を行います。

今日は、その防疫補助員の方々と一緒に、札幌の羊ケ丘にある「農林水産省横浜植物防疫所札幌支所」にある、品種別にウィルス株が植えられている見本圃場に行き、ウィルス株の病状の確認を研修してきました。

陽射しが強い時は見えにくいですが、曇った時なんかは見えやすくなります。
あまり近くで見るよりも、少し離れた方が見やすいそうです。
熟練した方々のお話しは、非常に勉強になりました!



肥料試験の現地確認

2017年6月12日(月)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

先週末にかけて雨が続き、特に11日(土)は強く降りましたので、畑によっては一部土壌が流されたところもあるようです。
今日は晴れていますが、気温は午前中で14度くらいと肌寒くなっています。
夜はかなり低温になりそうなので、霜が降りないか心配です・・

馬鈴薯の作業は、本培土や防除ができず、天候の回復を待っている状態です。

午前中には、普及センターとホクレン関係者とで、今年の肥料試験の現地確認を行いました。

各試験とも、生育は順調です。
本当は畑に入り、草丈や茎の数を数えたかったのですが、ぬかるみそうだったのでやめました。

上の画像では、左側が試験肥料で、右側が慣行(従来使っている肥料)となります。
リン酸・カリ成分を少なくしてコストを抑えた肥料が慣行と同等の結果(収量)なら、コストの低減が期待できます。

次回は、6月末ころ(開花時期)に調査を行う予定です。
週末から来週にかけて、本培土が進められていくと思います!!


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えぞふじくん(ミニふじ)さん

JAようていのシンボルでもある蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山にちなんだキャラクター「えぞふじくん」の子供である「ミニふじ」が、神出鬼没に登場!時には頭からアンテナをだしたり、アイディアをだしたり、いろいろな形で日本国内はもちろん、全世界へ馬鈴しょ情報を発信します!!

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