北海道から届いた生産者のとっておきの話。きたやさいブログ

男爵

男爵の収穫!!

2017年8月17日(木)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

いよいよ倶知安でも男爵の収穫が始まりました!
この時期の収穫は、早ければ早いほど高く売れる時期でもありますので、期間を区切って奨励金がもらえる仕組みになっています。

収穫中のKさんに飛び入りで撮影させて頂きました!!


馬鈴薯の収穫機は、トラクターでけん引するタイプが主流です。
画像のように、1畝(うね)ごとに掘っていきます。
速度はゆったり歩くくらいだと思います(畑をゆったり歩くのは厳しいですが(笑))

水車のようなところ(ロータリーバケット)を回転して選別するコンベアに上げられますが、途中で土のかたまりや茎の細かいのは落ちる仕組みになっています。
粘土質の土壌では、芋と一緒に粘土が取り除かれずに上がってくるため、取り除くのが大変です。

選別コンベアでは、土のかたまりや茎の残さ物を取り除いたり、正品以外の仕分けを行ったりします。
形が悪いのや表皮が傷んだものなどは規格外品やでん粉(片栗粉)原料として別の入れ物に入れたりします。
作業人数が少なければ少ないほど、品質が悪ければ悪いほど、この仕訳作業は大変になります。作業が間に合うくらいに速度を調節することが大切ですね!

下の画像は、無事にKさんの厳しい選別をクリアした芋たちです。
男爵は肥大すればするほど形も崩れやすくなるので、近年の新しい品種と比べると栽培するのが難しい位置づけになりつつあります。

その分、高く売れて欲しいと願うばかりです!!!



スチールコンテナの話し

2017年8月3日(木)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

収穫も間近に迫りました!
今日は倶知安町役場の担当者と一緒に、町内の馬鈴薯の収量調査を行いました。
写真はこの前のホクレン坪堀調査とほとんど同じなので省略します(笑)。

ホクレン坪堀調査の時から10日ほど経過していますが、その時の推定収量は2,770kg/10aで今回は3,696㎏/10aなので、1日あたり90㎏/10aほど増えた事になります。さらに言えば、1株あたり20g/日で、1個あたり2~3g/日くらいですね。

この時期は最も肥大が進む時期ですので、場合によっては大きくなりすぎることも心配しなくてはなりません。(馬鈴薯は、大玉過ぎても商品価値が落ちてしまう)

収穫が近くなると、畑のあちらこちらに収穫した馬鈴薯を入れる「スチールコンテナ」が並べられています。

通称「大コン(おおこん)」と呼びます。

ようてい農協の大コンは、オレンジのラインが入っているので見分けが付きやすいです。馬鈴薯は、農協以外にも直接買い取る業者の方は多くいらっしゃいますが、大コンを見ればどこに出荷するのか一目瞭然だったりします・・

農協の受入施設では、大量の大コンが待ち受けています。
冬の間はたたんでいますが、春先から合間を見て少しずつ組み立ててもらっています。倶知安の施設には約20,000基の大コンのうち、8,000基近くを組み立てておきますが、収穫ピークを迎える9月中旬には組み立てたコンテナが足りなくなったりします。

大コン1基あたり130㎏もありますので、組み立てるのは結構な重労働だったりします。

上の画像は、たたんである状態の大コンです。
下の画像のように、大コンは一部を開くことができます。
短い側を縦、長い側を横として、この大コンは「縦開き」という風に呼びます。

長辺が開く「横開き」の方が大きく開くため、畑の隅っこを手拾いする際には「横開き」が好まれます。



ホクレン一斉坪堀

2017年7月25日(火)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

本日、ホクレンが全道で一斉に行う坪堀調査に参加してきました!
坪堀とは、文字通り1坪換算した株数を掘り取り、10a(アール:1,000㎡)あたりの収量を予測する調査です。

ようてい山麓各地にほ場を23か所選定して、班分けして芋ほりをし、午後からは規格別に重量を測定しました。

同じ品種でも生産者ごとに品質や収量は異なるものの、特に主力の男爵が順調な気がします。まだまだ、新しい品種には負けれられんぞという男爵の思いが伝わってきそうです。

後日、全道の調査結果が集約され、29年産の作況がどのくらいかという目安が分かります。楽しみですね!

芋を掘っていると、きれいにカットされた芋が出てくることがあります。
なんとこれは、種芋だったりします。
一欠片の種芋から芽と根が一か所から出て定着さえすれば、種芋はその役割を終えるというのが良く分かります。大半は土と化しますがこうして腐らずに残るのも不思議な感じがします。


収穫間近です!

2017年7月24日(月)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

馬鈴薯の生育も終盤を迎えています。
今年は花の咲く時期が短かったため、見ごろとなる時期が短かったですね。
でも、生産者側の本音としては「花に余計な養分を取られたくない」ということも一理あります。しかも、品種によってはその花がミニトマトのような実になり、種を付けてしまい翌年からも野良生えしてくるという厄介な存在だったりします。

花が終わってからは、芋が最も肥大する時期になります。
栄養生長から生殖生長に切り替わり、茎葉が黄色くなっています。
こういうとき、「芋も黄変してきた」と言います。

上の画像は、前進馬鈴薯のチョッパー処理作業です。
茎葉を地上すれすれで切り落として、芋の肥大を止めて早期の収穫を狙います。
処理後早くて2週間くらいで収穫時期を迎えます。

地上部が無くなると、ほとんど芋が肥大しなくなるため、どの時点で打ち切るかというところは非常に悩みどころとなります。
前進馬鈴薯では、8月14日までにJAに出荷しないと、「前進出荷奨励金」がもらえなくなるためです。

試し掘りをして、収量調査するということが大事ですね!


でんぷん含有量(ライマン価)の測定など

2017年7月14日(金)【男爵】

えぞふじくん(ミニふじ)さん

久しぶりの更新です!
ネタはたくさんあったのですが、仕事の行き詰まり感が半端なく続いており(現在進行形)更新できませんでした(汗)

言い訳はさておいて・・・

7月も半ばとなり、馬鈴薯の花盛りもピークを過ぎてきました。
ここ数日、30度を超えるような暑さで雨も少ないため、やや乾き気味で砂地の畑では高温障害によりしおれてきています。

アブラムシやガの幼虫なんかも活発化しており、生産者は早朝や夕方は防除に追われています。

更新しない間も、芋は立派に肥大してきました(笑)。
畑によって、玉数が多いか肥大しているか、肌はきれいかなどさまざまです。

下の画像は、男しゃくを6株抜いて規格別に並べてみたものです。
これから肥大が進んできますので、今のところは小ぶりです。
玉数は、やや多いような気がします!

8月からは、早くも馬鈴薯の収穫が始まります。
収穫が早くても美味しい芋をお届けするために、しっかり仕上がったか確認してからでないと、収穫準備(茎葉処理)をしてはならないといったルールを設けています。

でんぷんの含有量を調べ、12%以上だと合格です。
この装置で測定することができます。
今日掘った芋を調べたら11.9%でした。惜しい(笑)



2017年8月

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生産者プロフィール

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男爵生産者

えぞふじくん(ミニふじ)さん

JAようていのシンボルでもある蝦夷富士と呼ばれている羊蹄山にちなんだキャラクター「えぞふじくん」の子供である「ミニふじ」が、神出鬼没に登場!時には頭からアンテナをだしたり、アイディアをだしたり、いろいろな形で日本国内はもちろん、全世界へ馬鈴しょ情報を発信します!!