きたやさい
ホクレン

アスパラガス

Green Asparagus

大地から緑の穂先が顔をのぞかせると、春の到来を感じます。北海道のスター野菜はおいしさもさることながら、その特殊成分にも特徴が。その一つにアスパラから発見されたことが名前の由来になっているアスパラギンがあります。アミノ酸関連物質として認知されていますが詳細は不明。また、かつてビタミンPとして扱われていたポリフェノールの一種ルチン(ビタミン様作用物質)も含まれていて、特に穂先に多く存在すると言われています。

北海道産

旬が短い中でも生産量は第1位。秋まで収穫できる立茎栽培も増え、さらにアップも期待。

保存方法

鮮度が落ちやすいのですぐに調理を。保存する場合はラップで包み、穂先を上にして冷蔵庫へ。

旬の時期

栽培時期は5月〜9月、旬は5月〜7月。

選び方

切り口が丸い形でみずみずしいもの。茎がスジっぽくなく、穂先が締まってピンとしているもの。

横スクロール可能

※帯の色が薄くなっている時期は出荷量が少なく、北海道外には出回っていない場合があります。

※出荷時期は天候によってずれる場合があります。

アスパラガスの種類

ホワイトアスパラガス

品種はグリーンアスパラと同じ。芽が出る前に土を寄せて光を遮断し、白い状態で掘り出します。栄養価はグリーンよりやや落ちるものの、機能性の高いサポニンを含みます。ヨーロッパではホワイトアスパラが伝統的に愛されています。

豆知識

参照:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
監修:
札幌保健医療大学 
保健医療学部栄養学科 
客員教授/農学博士 荒川義人
  1. 2年間はガマンです

    植え付けてから2年間でしっかり株をつくり、
    3年目から収穫が始まります。その後は10〜15年栽培できます。

  2. 横になるのはツライ?

    横にして保存すると、上に伸びようとして養分をムダに使ってしまいます。立てて保存するのが、アスパラにとってはラクなのです。

  3. ホワイトは特権階級

    欧州では「食べる象牙」「貴婦人の指」と称されるホワイトアスパラ。
    (ルイ14世の大好物でした)春を告げる野菜と愛されています。

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